【対策必須】後悔しない家づくり ~スイッチ編~

家づくり

「家は3回建てないと理想の家にならない」とよく言われますが、しっかり情報を集めて、一つ一つの課題をクリアしていけば1回で理想的な家を建てられると思っています。

裏を返せば、情報を集めず、時間がかかって面倒だからと業者任せに契約してしまうと大きく後悔することになると思います。

私は今住んでいる家に本当に大満足しています。

我が家にはこれ以上の選択肢はなかったと思っています。

ですが、唯一と言っていいほどの後悔ポイントはあります。

それは、『スイッチの位置』です。

【対策必須】後悔しない家づくり ~スイッチ編~

【対策必須】後悔しない家づくり ~スイッチ編~

後悔しやすいスイッチの位置

スイッチの位置決定は家づくりの終盤戦ということもあり、振り返ってみると家づくりに息切れしかけていて、ほぼ思考停止状態だったと思います。

「電気配線はプロの提案だから、こだわる必要はないだろう」とも考えていました。

落ち着いて考えてみれば、それはスイッチに限った話ではないのですが、それだけ思考停止だったことが後になって分かりました。

さらに、住んでみないとイメージしにくい部分でもありました。

後悔している主な理由

  • 階段のスイッチは上り口に欲しかった
  • 頻繁に使うスイッチは独立させかった
  • リビングの主要なスイッチは1箇所に集中させたかった
  • リビングの入口が2か所あるので、よく出入りする方に付けたかった(ちなみに入口が複数あって、ドアがない入口がある場合は、距離に関わらずドアのない方から入りやすい)
【対策必須】後悔しない家づくり ~スイッチ編~
左がドアなし、右がドアあり。玄関は右側ですが、遠回りでも左から入ることが多い。

生活していく中で、自然に手を伸ばす位置にスイッチがないとストレスを感じてしまいます。

では、どうすれば後悔しないで済むのか。

電気工事の工程で壁に穴を開ける現場に立ち会う

  1. 図面の段階で生活動線をイメージする
  2. こだわりがある方はスイッチの形状をよく調べる
  3. 取り付け前の家の中を何度も歩いてイメージをふくらませる
  4. 取り付けする現場に立ち会う

図面上でのイメージだけでは限界がありますので、電気工事の工程で壁に穴を開ける日取りをあらかじめ聞いておいて、実際に現場に立ち会うことをオススメします。

スイッチではなくコンセントの位置についての話ですが、図面では天井に近い「高い位置」に付けることになっていた冷蔵庫用のコンセントの穴が、現場に行ってみると床に近い「下の位置」に開いていました。

たまたま気付いて業者に指摘して、後日確認すると、今度は「真ん中あたり」に開いていました。

再度指摘をして、3度目にしてようやく図面通りの高い位置に穴を開けてもらいました。

このように、図面通りではないこともありますので、任せきりにすることなく、現場での目視は欠かせません。

【対策必須】後悔しない家づくり ~スイッチ編~
スクエアタイプのスイッチ

小さなこだわりですが、スイッチの形状は一般的なラウンドではなく、取り付け直前になってスクエアに変更してもらいました。

直前でしたので、現場監督泣かせだったと思います。

後悔はないのですが、欲を言えば、本当は「JINBOシリーズ」のスイッチがよかったです。

コスモシリーズは横から見るとかまぼこ状ですので、JINBOシリーズのような真四角だと理想的でした。

ただ、シンプルで低コストに見えるかもしれませんが、割高になります。

【結論】家が引き渡されるその日まで、こだわり続けよう

家づくりは、最後の最後までこだわり抜く持久力が必要だと、スイッチ選択を通して感じました。

以上、納得のいく理想的な家づくりに向けて、参考になれば幸いです。

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