【誰も教えてくれない】『健康住宅』の見分け方

健康 工法

新築するにあたり、いい家の条件である「家族が健康に暮らせる家」かどうかという視点は欠かせないと思っています。

反対に、「病気になってしまう家」が存在することになります。

昨今の健康意識の高まりもあって、健康を売りにした建築業者が増えています。

しかし、どんな条件を満たすと健康になるかは、具体的に説明されていないことがほとんどだと思います。

おそらく、「無垢材」や「漆喰」を使えば健康的な感じがするといった漠然としたイメージをもっている方が多いのではないでしょうか。

そこで、「健康住宅」をうたっている業者が本物かどうかを見分けるために、4つのポイントを紹介します。

【誰も教えてくれない】『健康住宅』の見分け方

【誰も教えてくれない】『健康住宅』の見分け方

健康住宅を見抜く4つのポイント

  1. 電磁波対策をしているか。
  2. 飲み水以外の浴室、洗面、トイレ等の水の対策をしているか。
  3. 内部建具は一枚框(かまち)か。
  4. 磁場の対策をしているか。

健康を害する可能性があるものを徹底的に排除するという考え方です。

他にもあるのですが、以上4点を業者に質問することで、見分けることができるということです。

①電磁波対策

第5世代移動通信システム「5G」が発する電磁波が、人体に様々な悪影響を及ぼす可能性があると指摘する記事を目にするようになりました。

ドイツでは、電磁波が発生する携帯電話を子どもが持ってはいけないという法律があるようです。

しかし、電磁波を発する電気機器を完全に取り除くことはできません。

そこで、悪い電磁波を良い電磁波に変換する分電盤を設置することをおすすめします。

健康リスクが高まる可能性のある電磁波を良い電磁波に変換し、健康を保持増進しましょう。

②水対策

日本の水道水の残留塩素濃度(0.1m/L以上保持)は国際基準からみて高いようです。

「以上」だから、上限がないとも解釈できます。

塩素が、発がん性物質のトリハロメタンの元になっていると言われることがあります。

そこで、水道の元栓部分に外付け浄水器を設置することで、家全体の水道水を浄水することをおすすめします。

健康リスクが高まる可能性のある塩素を除去し、健康を保持増進しましょう。

③VOC(揮発性有機化合物)対策

「一枚框ドア」とは、木材を貼り合わせていないドアのことです。

貼り合わせたドアには、接着剤やボンドなどが使われています。

接着剤やボンドなどからはVOCが発散されます。

VOCを過剰に吸い込むと、頭痛や吐き気を感じたり、『シックハウス症候群』を起こしたりすると言われています。

そこで、建具だけでなく、構造材や下地材などにも無垢材を用いることをおすすめします。

「VOC は揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。」
出典:経済産業省 HP

健康リスクが高まる可能性のあるVOCを排除し、健康を保持増進しましょう。

④磁場対策

磁場が悪い場所で過ごすと、ジオパシックストレスなどで病気になると言われています。

磁場が低いのは、地下に水脈や断層などがあることが原因になっているようです。

そこで、「レオテスター」という波動測定器などを使い、土地診断をすることで地場の低い土地を避けることができます。

悪い磁場に住んでいる場合は、磁場を上げる対策を講じることをおすすめします。

【結論】健康リスクが高まる可能性のある土地を避けましょう

健康リスクが高まる可能性のある土地を避け、健康を保持増進しましょう。

以上、4点を対策することができる業者であれば、健康住宅を建てる技術があると言えるのではないでしょうか。

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