家のつくり方は誰も教えてくれない
家のつくり方を教わったことがありますか?
大工や建築士の親をもたない限り
教わらないですし、
学校の先生から教わることもなければ、
友人に聞いても納得のいく答えが
返ってくることはほとんどないでしょう。
実際のところ、
ほとんどの人が教わらないまま、
建築業者に任せて
建ててもらうことになります。
プロに任せておけば大丈夫だろうと…。
間取りとかインテリアなどの外側の部分は
よく調べて検討しますが、
内側(基礎や構造)のつくり方は
教わることも調べることもなく
建てられているのではないでしょうか。
そこで、一度立ち止まって考えたいこと。
「家は幸福に生きるためにとても大事なのに、
家のつくり方は誰も教えてくれない」
グラフィックデザイナーの
原研哉氏の言葉です。
無印良品のアートディレクターを
手掛けていることで知られている方です。
家のつくり方は誰も教えてくれない
![家のつくり方は誰も教えてくれない](https://stat.ameba.jp/user_images/20230909/09/42tkbts/97/2c/j/o1080108015335761130.jpg?caw=800)
原研哉氏の言葉の裏を返せば、、、
家のつくり方をよく知らないまま新築すると、
幸福に生きられなくなってしまう
とも言えそうです。
マイホームを建てた8割のオーナーが
後悔している…
なんて聞いたことがありませんか?
「3回建てると理想の家になる」
というセリフを耳にしたことが
あると思います。
3回も建てる人なんてまれでしょうから、
つまるところ、理想の家などできない
という意味で使われているのでしょう。
反対に、
「家づくりに大満足した!」
という声を聞くことはほとんどないですね。。
幸福ではなくなる家
では、幸福ではなくなる家とは何か?
例を挙げてみます。
- 間取りがチグハグで動線が悪い
- 壁の内側で結露して柱が腐った
- 断熱効果が発揮されずに光熱費がかさむ
- 地震に耐えられずに住めなくなってしまった
- 10年に1回の外壁塗装で出費が大きい
- 多額のローンを組んでしまって返済に苦しむ
…他にもたくさん考えられます。
それなら、幸福に生きられる家に住むためには
どうすればいいのか。
家づくりの準備期間は『少なくとも2年』
【NPO法人 家づくり援護会】は、
家づくりを決意してから竣工まで、
少なくとも2年程度の時間的余裕をもつ
のがよいと提案しています。
家のつくり方を知っていれば、
未然に防げる不幸もあるはずです。
ですから、見かけのつくり方だけでなく、
「見えない部分」こそ調べておく
(自分なりに勉強しておく)
必要があると私は思います。
- 構造材はどんな建材を使っているのか?
- 採用する断熱材のメリットとデメリットは?
- 構造計算しているのか?
- 直下率は高いのか?
- 30年間のメンテナンス費はいくら?
- 変動金利が上昇しても支払えるのか?
これは家づくりに限ったこと
ではないですね。。
食品にしても、どんな添加物が入っていて、
体にどんな影響を及ぼすのか?
投資は難しそうだけど、日本円だけで
預貯金していて資産は増えるのか?
常識を見直すきっかけを与えてくれる
原研哉氏の言葉。
「家は幸福に生きるためにとても大事なのに、
家のつくり方は誰も教えてくれない」
今一度、幸福に生きる家について
家族で話し合ってみてはいかがですか。
【まとめ】情報は自分から掴みにいけ!
添加物もお金も学校では教わりませんが、
人から教わらないこと、
面倒で避けられやすい話題に
本質があるような気がしています。
情報は自分から掴みにいけ
という結論にいたります。
【 マイホームをつくる建築会社を選ぶ極意 】を30,000文字で書きました! ⇒ 【実録】地元の工務店で建てよう|42tkbts|note