わが家の間取りそのままに建てるなら…
わが家の間取りそのままに建てたいというお施主さんがいるようです。
実際に建てるのかは分かりませんが…
とても光栄です!
悩みに悩んで、これ以上突き詰められないという状態まで考え抜いて導き出した間取りですので、頑張りが認められたようで嬉しいです。
#1番頑張ったのは設計を担当してくれた方
こねくり回した結果、シンプルを追い求めた間取りになったと思います。
簡単に言うと、大きなワンルームのような間取りです。
2022年発行の「医師が薦める本物の健康住宅」という建築雑誌にわが家の間取りが載っているので、そちらでもご確認いただけます。
わが家の間取りそのままに建てるなら…
もう一軒、わが家と同じ家を建てられるとしたら…と仮定したときに、どこか改善点はないのかと、この機会に考えてみました。
後悔している箇所は『スイッチの位置』
間取りではないですが、もしやり直せるとしたら、スイッチの位置を見直したいですね。
こればかりは住んでみないと分からないものですが、自然に手を伸ばす位置にスイッチが欲しいのです。
設計の段階で、生活動線を細かくシミュレーションして、熟考すればよかったと後悔しているポイントです。
わが家の改善点は4つ
後悔ポイントは1つだけなのですが、改善ポイントは4つあります。
改善の余地があるところを4つ記しておきます。
- 2階洋室(子ども部屋)物入の奥行きを狭くする
- 玄関にあるシューズクローク(奥行き350mm)を少し狭くする
- キッチンカウンター後ろのスペース(580mm)をもう少し広くする
- キッチン立ち上がり壁にニッチを設ける
それぞれ解説します。
① 2階洋室(子ども部屋)物入の奥行きを狭くする
2階の子ども部屋(洋室)に「物入」が1箇所あるのですが、高さが800mmある上に、奥行きが広くなっています。
高さがある理由は、物入の下が階段になっているからです。
設置場所が高くなっているのは仕方がないのですが、奥行きが広いと、物の取り出しに手間取ります。
布団など大きい物を収納するなら使い勝手はいいのですが、おもちゃやちょっとした小物をしまうには置き方に困ってしまうのでした。
② 玄関にあるシューズクローク(奥行き350mm)を少し狭くする
玄関のシューズクロークは奥行きが350mmあるのですが、家族の靴のサイズが最大26cm程度でしたら奥行きが深く感じます。
靴を奥まで入れると、手前側のスペースが余ってしまうんですね。
それこそ、シューズクロークを小さくした分だけ、玄関を広げられます。
玄関を広く見せたい場合も、シューズクロークを最低限の大きさにすべきでしょうね。
③ キッチンカウンター後ろのスペース(580mm)をもう少し広くする
キッチンカウンターで作業したり、娘が勉強したりするのですが、椅子に座ると後ろのスペースがほとんど無くなります。
椅子の後ろをもう一人通ろうとすると、椅子を引いてもらうか、立ってもらうことになります。
ただ、わが家の場合、キッチンカウンター後ろのスペースを広げるとなると、キッチンかパントリーを狭めることになります。
あとは、家自体(床面積)を大きくしないと解決しないですね。
④ キッチン立ち上がり壁にニッチを設ける
最後は、間取りというより、造作したかったニッチ(くぼませて作り出す空間)です。
わが家はキッチンにダイニングテーブルを横付けしているのですが、ティッシュ箱や調味料などを置く場所に困ることがあります。
立ち上がり壁にニッチがあれば、それらを収められたと思うのです。
キッチンに限らず、ニッチをどこに設けるかはよく考えておきたいところですね。
【まとめ】物入・収納はミリ単位で計算しよう
ここまで、後悔ポイント1つと改善ポイント4つをご紹介しました。
ですが、改善しなくても大満足のわが家には違いありません。笑
間取りを考える際のご参考になれば幸いです。
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