DIYで作る無垢材の『マンカラ』
「『マンカラ』を自分で作れないかな?」
この記事はそんな疑問をもつ方に向けて書いています。
マンカラ(mancala)とは、「起源とされているアフリカを始め、ヨーロッパ、東南アジア、カリブ海諸国など世界中でプレイされている豆まきゲーム」です。
マンカラの遊び方はとてもシンプルで、子供でもすぐに覚えることができます。
準備するアイテムは、ビー玉などの石と、石を入れていく穴が6個×2列並んだボードだけ。石を入れる穴が並んだボードの上で、自分の陣地の穴から石を早く無くした人が勝ちとなります。
シンプルなゲームですが、先を読んだり相手と駆け引きをするなど、頭を使った戦略が必要となるので、マンカラは子供の知育玩具のひとつとしても考えられています。
また、子供はもちろん大人も一緒に楽しめるゲームなので、子供同士だけでなく、親子でプレイできるボードゲームです。日本でも多くの児童館、介護予防現場などで楽しまれています。
公益財団法人日本レクリエーション協会 HP
詳しいルールは、「日本レクリエーション協会」のHPでご確認ください。
DIYで作る無垢材の『マンカラ』
今回ご紹介するマンカラは、建築現場で発生した廃棄資材(端材)を使ってDIYしました。
用意した材料は、「縦15cm、横30cm、厚さ3cm」、杉の無垢材2枚です。
端材ですので、材料費はタダです。笑
参考までに、日本レクリエーション協会が編集しているマンカラは、「縦13.5cm、横22cm、厚さ2cm」ですね。
市販では2,000円ぐらいで買えます↓
では、マンカラの作り方です。
無垢材マンカラの作り方
- 木材の彫る位置に印をつける(直径5cm)
- 彫刻刀(主に大丸刀)で彫る
- インパクトドライバーの軸付砥石でバリを取る
- 紙やすりで仕上げをして完成
今回使用した端材は丈夫な床材(厚さ3cmの杉材)でしたので、彫るのは正直大変でした。。
穴1つ彫るのに20分はかかりました。
柔らかい「パイン材」を使った方が彫りやすいと思います。
もしくは、インパクトドライバーで穴を開けるようにして彫っていくという方法もありますね。
無垢材がどんなものか、気になる方はこちらからサンプルを取り寄せてみてください⇓
作り方の『3』でインパクトドライバーを使いましたが、ご家庭にインパクトドライバーがないという場合は、粗目の紙やすりで整えていくだけでも十分でしょう。
金属用3本セットの軸付砥石(六角軸)です↓
彫刻刀は基本的に小学4年生から使用しますので、小学生でもこのマンカラは作れます。
夏休みの自由工作や木工作品としてチャレンジしてみてもいいですね。
こぼれ話ですが、自宅の庭で作業していると、お隣の奥さんが「彫刻刀を使うの昔好きだったんだよねー」と手伝ってくれました!
家族とご近所さんの力を合わせたマンカラの完成です。
「石」の代わりに、100円均一で購入したおはじきを使っています。
ビー玉でもいいですね。
畳の上であぐらをかきながらプレイすれば、気分はプロ棋士w
ここまでDIYするのは大変という場合は、100均の紙カップをつなげて(ホッチキスでとめる)、マンカラを作れることも補足しておきます。
【まとめ】ワーキングメモリー(作業記憶)が活性化するボードゲーム
今回ご紹介した無垢材のマンカラですが、触っていると不思議と落ち着くんですよね。
畳の上でプレイするとなおさら。。
無垢材は、使えば使うほど経年変化(色が変わる)していく様子も楽しむことができます。
さらに、マンカラは、頭の使い方(ワーキングメモリー)を鍛えられるゲームといわれています。
まさしく知育玩具ですね。
以上、マンカラをDIYしたい方のご参考になれば幸いです。
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