【知らないと困り続ける】家の決め手は『断熱』
夏は涼しく、冬は暖かい家に住みたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
さらに、エアコンや暖房機器に頼らず、快適に過ごせる家が理想的だと思いませんか。
機械に頼らないということは、ランニングコストを抑えられるということです。
そんな住環境を実現しているのが、「ログハウス」です。
【知らないと困り続ける】家の決め手は『断熱』
ログハウスは断熱の王様
ログハウスは、『断熱の王様』と言われています。
しかし、いくら快適であろうと、誰もがログハウスに住みたいわけではないと思います。
そこで、ログハウスを参考にして生み出されたのが、『クアトロ断熱』です。
クアトロ断熱で夏涼しく、冬暖かく
つまり、「壁全体が断熱材」になっており、自然素材だけで超高気密を実現しています。
クアトロ断熱により、家のどの場所も年中ほぼ一定温度で、快適な室内空間となります。
家の内壁から外壁まで、使用する全ての資材を一つの断熱材として捉え、4つの性能を併せ持つ構造(クアトロ断熱工法)を成しています。
透湿×調湿×断熱×遮熱=クアトロ断熱
- 透湿効果を発揮する内壁のスペイン漆喰
- 調湿・断熱・蓄熱するセルロースファイバー
- 外断熱材のネオポールで構造体まで断熱
- 遮熱する外壁のセレクト・リフレックス
出典:住宅展示場では教えてくれない本当のこと。
1.透湿効果を発揮する内壁のスペイン漆喰
透湿効果を最大限に発揮させるためには、ビニールクロスを一切貼らないことです。
漆喰に包まれると、博物館や美術館に来たような感覚になります。
スペイン漆喰と一言でいっても多種ありますが、スペイン漆喰の中の、100%無機のピュアな「モルセムダー」をオススメします。
2.調湿・断熱・蓄熱するセルロースファイバー
セルロースファイバーにも様々な製品がありますが、「インサイドPC」をオススメします。
インサイドPCはアメリカで生産されており、アメリカの新聞紙は日本と違い、大豆が原料のインクを用いています。
新聞紙だから燃えやすいと考えられますが、アメリカの保険機関が安全を証明しているホウ酸が含まれているため、延焼・カビ・害虫対策はバッチリです。
しかし、セルロースファイバーが万能のように思われますが、蓄熱する特徴があることから、他の壁材との組み合わせによっては家が加熱状態になってしまうため、注意が必要です。
3.外断熱材のネオポールで構造体まで断熱
ドイツ生まれの外張り断熱材で、上海万博や南極の昭和基地、ディズニーリゾートにも使われているようです。
原料ビーズの発泡にフロンガスを使わないだけでなく、ボード自体にカーボン材を注入している優れものです。
4.遮熱する外壁のセレクト・リフレックス
パリのルーヴル美術館でも使われている外壁材だそうです。
アクリルの純度が100%で、骨材に鉱石のライムストーンが使われており、酸化による変色、色素沈着が起きにくくなっています。
下地材も防水シートも調湿効果を発揮
壁の下地材には、モイスという耐力面材を用います。
壁面が一体となることで外からの衝撃を分散させ、家の強度を高められます。
さらに、土に還せる天然素材でできているところも特筆すべき点です。
防水シートには、アメリカのデュポン社が独自開発した高密度ポリエチレン不織布を用います。
水蒸気は通しますが、雨や風は通しません。
【結論】「呼吸する家」こそが断熱に優れた家
クアトロ断熱を施工するにあたり、どれか1つでも調湿しないビニールなどの建材を用いてしまうと、壁内に結露が発生しやすくなるという考えに終始しています。
トータルで見たときに、外壁から内壁まですべて調湿効果を発揮することになります。
つまり、家が「呼吸」できる状態になっています。
断熱の仕方にもいろいろありますが、自然素材であり、調湿効果を発揮できる断熱材を用いてはいかがでしょうか。
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