【衝撃】パンと牛乳は今すぐやめなさい!
「不調や病気がなかなか治らないから、食生活を見直してみようかな?」
この記事はそんな疑問をもつ方に向けて書いています。
【衝撃】パンと牛乳は今すぐやめなさい!
福岡県北九州市で【葉子クリニック】を営む内山葉子氏の著書、『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』をもとに解説していきます。
結論から言うと、以前の牛乳や小麦と違い、今の牛乳と小麦(原材料としてるパン)は「危険な食品」になっているため、摂取しない方がいいということです。
不調や病気が様々な要因がからみ合って起こることは、パンと牛乳を少しの間やめてみるだけで、「症状が明らかに改善する例が非常に多い」のだそうです。
『牛乳が体にいい!』と思い込んでいるから厄介
ただ、パンは比較的簡単にやめられるかもしれませんが、牛乳はやめにくいかもしれません。
なぜなら、『牛乳はカルシウムたっぷりで体にいい!』と思い込んで飲んでいる人が多いからです。
私もその一人でした。
「牛乳を飲むと身長が伸びる」と親や親せきの人に言われ、愚直なまでにたっぷり飲み続ける幼少期を過ごしました。
「牛乳は健康にいい!」と広めたのは、アメリカの小児科医が書いた育児書
「牛乳は健康にいい!」という認識が広まったのは、ある育児書が関係しているといわれています。
1946年、アメリカの小児科医、ベンジャミン・スポック博士が書いた育児書が世界的大ベストセラーになったそうです。
そして、日本ではその育児書の内容が栄養士に教育され、母子手帳にも記載され、常識化したようです。
学校給食でも、必ずといっていいとほど毎日牛乳が出ます。
保健の教科書にも、牛乳のよさが書かれています。
「国」が牛乳を認めていると言い換えられると思います。
パンと牛乳が多くの病気と深くかかわっている
毎日のように牛乳をガブガブ飲んでいた幼少期の私は、「アレルギー性鼻炎」や「ぜんそく」を患っていました。
内山氏によると、パンと牛乳がかかわって「アレルギー性鼻炎」や「ぜんそく」を発症するというのです。
牛乳に含まれる【カゼイン】というたんぱく質は非常に消化しにくい
牛乳・乳製品に含まれる【カゼイン】というたんぱく質は、非常に消化しにくく、腸と体に負担をかけるのだそうです。
カゼインとは、牛乳に含まれるタンパク質の一つです。カゼインの食品添加物としての使用目的は、
食品にとろみをつける増粘剤
食品の栄養強化剤(タンパク質補助)
加工品の保水効果を高める安定剤・結着剤
など、さまざまな用途で使われる機会がとても多い添加物です。
(筋力アップのためのプロテインとして飲まれたりもします。)
チル 渋谷店(Chill)のブログ
今では、毎日牛乳を飲むことに疑問をもっている小学生も見受けれます。
私は実際に、小学生から質問を受けたことがありました。
「なんで給食では必ず牛乳が出るんですか?牛乳は体に悪いと本に書いてありました。」と教え子に聞かれました。
「その本、たぶん私も読んだけど、何が本当に正しいのかは分からない」と返し、情報感度の高さにただただ驚いたのでした。
パンに多量に含まれる【グルテン】は人体で消化されにくい
そして、パンの問題点は、パンに多量に含まれる【グルテン】が人体で消化されにくく、体内で「異物」と見なされ、それを攻撃する抗体ができてしまうことだそうです。
ですから、パンをやめるだけでなく、「体のためだけなら、小麦粉製品全部をやめるのがベスト」と筆者は指摘しています。
日頃、摂取する機会が多いグルテンですが、体質によっては体の中で消化不良や便秘、下痢、アレルギー反応を引き起こす可能性があるともいわれています。そもそもグルテンは人の消化酵素で完全に分解されにくく、分解途中の物質が炎症を引き起こして消化吸収機能の障害をもたらす可能性があります。一般的に「グルテン過敏症」や「グルテン不耐症」と呼ばれている「グルテン関連疾患」には、ある特定の遺伝子型(HLA-DQ2とHLA-DQ8)を持つ遺伝性の自己免疫疾患や、原因が未だ明らかでない症状が含まれます。腹痛、便秘、下痢などの消化器症状、消化吸収の低下による栄養失調、思考力減退や疲労感などさまざまな症状をもたらします。片頭痛や月経前症候群、自己免疫疾患につながる可能性もあります。
マイナビ農業
【GFCF(グルテンフリー・カゼインフリー)で健康】
【GFCF】という言葉をご存知ですか?
「グルテンフリー・カゼインフリー」の略です。
腸は外界と体内を隔てています。本来、分厚いバリア機構によって、体に必要な栄養素と害になる栄養素を振り分け、必要なものだけを吸収する機能があります。このバリア機構が破綻すると、未消化のたんぱく質が体内に取り込まれ、それが食物アレルギーの原因となります。このバリア機構を破綻させる原因の一つが小麦に含まれるグルテンと、牛乳に含まれるガゼインです。
そこで「GFCF」です。GFCFという言葉も少しずつ認知されるようになりました。GFCFとはグルテンフリー・カゼインフリーのことです。腸のバリア機構を正常にするのに重要な言葉です。つまり小麦と牛乳を日常的に摂らないことが、人間の健康、アレルギー対策に必要だということが医学的に実証されています。
せんだい耳鼻咽喉科
海外では、「自閉症などの発達障害が、グルテンやカゼインと深く関係していて、それらをカットすることで改善することができる」と普通に語られているようです。
「小学生の場合だと、常に落ち着きなく動き回ってまともに授業を受けられなかった多動症の子どもたちが、パンと牛乳をやめると改善し、じっと座って授業を受けられるようになります。」と著者は述べています。
うつの患者さんにも効くとのことです。
【まとめ】まずは3週間だけでもやめてみよう!
「まずは3週間だけでもやめてみてください。自分でも驚くような体調の改善が見られるでしょう。」
という筆者の言葉が印象的でした。
『3週間』というのは、パンや牛乳がもとになって体にできた抗体が、体から消えていく目安の期間だからです。
パンと牛乳は主婦の味方!?
とはいえ、パンや牛乳を摂らない生活は、主婦にとって悩ましい問題かもしれません。
時間がない朝などは、牛乳とパンの朝食は手軽で、子どもも喜んで食べてくれる傾向にあると思うからです。
私も給食指導をしている手前、学校で出されたパンと牛乳を残すことには抵抗があります。
ですから、無理して「パンと牛乳抜き」を続けるのではなく、摂取する頻度を減らしたり、意識的に和食にしたりすることから始めてみるのがいいかもしれません。
詳しくは本書をお読みください。
以上、食生活の見直しや体質改善のヒントになれば幸いです。
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