『食器棚』をニッチに置いて生活感を薄める
「リビングから食器が丸見えになるのはちょっと…」
この記事は、そんな悩みをもつ方に向けて書いています。
『食器棚』をニッチに置いて生活感を薄める
結論からいいますと、タイトルで示した通り「大きめのニッチに食器棚を置いて(はめ込んで)、リビングからの視界に入らないようにする」ということです。
わが家では、壁のくぼみ(ニッチ)に食器棚を置くことで、リビングから丸見えにならないようにしています。
ニッチとは?
壁を凹状にえぐった部分のこと。壁龕(へきがん)ともいう。
日本大百科全書(ニッポニカ)
設計の段階から、リビングの生活感をあまり出したくなかったわが家。
『魅せる食器』なら見えてもいいのですが、そこまでオシャレに揃えたいわけでもなく。
でも、離れた場所に食器棚を置いて、すぐに食器を取り出せないのも面倒だし…。
そこで、なるべく生活感が出ないように、キッチンの壁の一部をくぼませて作り出した空間に、食器棚を置くことにしました。
ちなみに、ニッチの向こう側はパントリー(食品庫)になっていて、この食器棚に入り切らない食器はパントリーに収納しています。
パントリーを設けたのも、食器や食品などがリビングから見えて生活感が出てしまうことに抵抗があったからです。
家具と床の材質や色合いを合わせる
食器棚の存在が浮かないように、食器棚は床の「パイン材」と合わせて、無垢のパイン材で作られたものを選びました。
自然な色合いが好きなので、色も「ナチュラル」を選びました。
食器棚(カップボード)は、家具屋の【NEALD】で購入しました。
無垢材でできている造作棚ですので、少々割高にはなりますね。。
『戻れる場所を作る。物も家族も』というキャッチコピーが目にとまる、NEALDの商品はコチラから↓
間取りを決める段階で、食器棚のサイズを決めておく
わが家で採用した食器棚の幅は「600mm」です。
ところが、幅600mmというサイズの家具が意外になくて、探すのに苦労しました。。
柱の位置の関係で、ニッチの幅を600mmより広げられなかったのです。
ですから、①ニッチの幅を決める → ②ニッチにおさまる食器棚を探す、という順番になりました。
食器棚やカップボードは、幅800mm以上になると、商品の選択肢がぐっと増えます。
どうしても置きたい家具があるのであれば、設計の段階から提案しておかないと、希望が叶わなくなりますのでお気をつけください。
【まとめ】家具一つでリビングの雰囲気が変わる!
家具のサイズや色合い、置く位置でリビングの雰囲気ががらっと変わります。
家でのほとんどの時間を過ごし、毎日目にするリビングですから、じっくり時間をかけて細かいところまでこだわりたいものですね。
以上、リビングの生活感をあまり出したくない方のご参考になれば幸いです。
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