水道管凍結を防ぐには「水抜き」が一番効果あり
「水道管が凍結しないように、どんな対策をすればいいの?」
この記事は、そんな疑問をもつ方に向けて書いています。
水道管凍結を防ぐには「水抜き」が一番効果あり
最強寒波の到来と言われると、水道管が凍らないか心配になりますよね。
結論から言うと、札幌市水道局によれば、水道管凍結を防ぐには『水抜き』が一番効果があるとのことです。
ところが、寒冷地に住んでいても、今まで水抜きをしないで済んだ家庭は少なくないのではないでしょうか。
寒冷地に立地するわが家も、水抜きをしたことがありませんでした。
ですから、「うちは大丈夫だろう」と油断している方が多いように感じます。
先日、独り暮らしをしている同僚は、アパートの水道管が凍結し、しぶしぶ実家に帰りました。。
この記事を読まれているということは、危機感をもっていらっしゃる方だと思います。
氷点下に達すると水道管が凍結し始めるようなイメージがあるかと思いますが、具体的に何度になると水抜きをするべきか分かりますか?
『マイナス4℃』は水抜きの合図!
水抜きを始めるのは、外気温が-4℃以下になるときです。
-4℃は危険な温度と言われています。
では、どうやって水抜きをするのか?
わが家は脱衣室の壁に「水抜栓開閉装置」があるので、スイッチを押すだけで水抜きが始まります。
自動で水抜きができない場合はどうするのか?
札幌市水道局の動画を文字で説明します。
「戸建て編」「マンション編」「アパート編」でそれぞれ解説します。
動画はコチラです→ 札幌市水道局
【水抜きの方法 戸建て編】
- 台所や洗濯機のそばなどにある水抜き栓を確認する。
- 水抜き栓を操作して閉める。
- 家の中のそれぞれの蛇口を開けた、水道管に残っている水を出す。
- 10分ほどそのままにした後、開けた蛇口やネジを全部閉める。
【水抜きの方法 マンション編】
- 廊下などの共用部のパイプスペースにある水抜き栓を確認する。
- 部屋番号を確認して、給水バルブを閉める。
- 水抜きバルブを開ける。
- 家の中のそれぞれの蛇口を開けて、水道管に残っている水を出す。
- 10分ほどそのままにした後、開けた蛇口やネジを全部閉める。
【水抜きの方法 アパート編】
- 台所や洗濯機のそばなどにある水抜き栓を確認する。
- 水抜き栓を閉める。
- 家の中のそれぞれの蛇口を開けて、水道管に残っている水を出す。
- 10分ほどそのままにした後、開けた蛇口やネジを全部閉める。
以上、水抜きの方法をお分かりいただけたでしょうか?
わが家は幸運なことに、建てていただいた工務店の店長さんから水抜きをするように連絡がありました。
その時すでに、外は-8℃でしたので、ギリギリセーフだったかもしれません。。
早速家中の水抜きをして、給湯器の凍結防止のために風呂のお湯をためたままにしたのでした。
【まとめ】マイナス4℃で水抜き開始!
例年凍結することがなかったから大丈夫だと油断することなく、できる限りの対策をしておきたいものです。
水道管が凍る心配のある方は、ぜひお試しください。
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