口の中は健康のバロメーター
「歯科医院やクリニックはたくさんあるけれど、どこを選べばいい?」
「口の中をすっきりさせるにはどうしたらいい?」
この記事はそんな疑問をもつ方に向けて書いています。
口の中は健康のバロメーター
歯科医院はコンビニより多いといわれています。
では、たくさんある歯科医院からどのように選べばいいのか?
結論からいいますと、「口の中の細菌を顕微鏡で見せくれる歯科医」を選ぶことをオススメします。
「虫歯菌」がいなければ虫歯になりませんし、「歯周病菌」がいなければ歯周病になりません。
歯磨きを丁寧にするだけの表面的な予防歯科ではなく、菌が繁殖しないように根本治療ができる歯科医院を選んではみてはいかがでしょうか。
歯石がたまりやすく、口内炎になりやすかった過去
細菌を見せてくれる歯科医に出会う前の私は、以下のプロセスで受診していました。
- 1年間で歯石がある程度たまる
- 歯を掃除するために2回ほど受診する
- 1.と2.を30年間繰り返す
虫歯にはならないものの、歯石はよくたまるし、口内炎もよくできていました。
あるとき、細菌を見せてくれる歯科医がいることを知り、すぐに受診することにしました。
初診では、虫歯菌や歯周病菌などがウヨウヨしている様子を顕微鏡越しに目の当たりにしました。。
それから除菌をしたり、フロスを使ったりするようになってからは、歯石はたまりにくくなりました。
以前と比べて口の中がすっきりして、口内炎もできにくくなりました。
口内炎ができたとしても、すぐに治るようになったのです。
虫歯菌が脳まで達する!?
今では以下のようにしてきれいな歯を保っています。
- 口腔環境が悪いときは虫歯菌などを薬で除菌する
- 定期的(3ヶ月に一度など)に歯科医院に通って歯の掃除をする
- 自宅ではフロスなどで歯をきれいにする
なぜ、最初に除菌をするのか。
虫歯菌などがたくさんいる状態で歯石を除去しているときに出血すると、傷口から菌が体内に入り込みます。
最悪の場合、菌が脳まで達するケースもあるそうです。
想像しただけでも怖い話です。
そうならないためにも、すぐに歯石を除去するのではなく、まずは菌を減らすことが先だと教わりました。
定期受診率が低い日本人!?
日本は諸外国に比べて、定期受診率が低いといわれています。
「歯の状態が悪くなってから歯科医院にいこう」と考えている人が多いのではないでしょうか。
歯の関心度の低さが、歯の残存数の低下にもつながっています。
失った歯は戻ってきませんから、悪化してから医者に頼るのではなく、日頃から予防歯科に努めたいものです。
歯石のもとは何?
そもそも歯石は何でできていると思いますか?
私は「食べカスがたまったもの」だと思っていました。
正解は、『虫歯菌などの死骸』です。
菌がいるから歯石ができるのです。
反対に、菌が減れば歯石もできにくくなるということになります。
体調不良だと口内に「白血球」が見られる
口腔環境を見れば体調が分かります。
私自信、疲れがたまっていると感じながら受診したときには、顕微鏡で白血球が見られました。
歯科衛生士からは、体調不良だと白血球が見られると教わりました。
体調が悪いと口内炎ができたり、疲れがたまると口の中に歯周病菌やカビが増えたりします。
原因を考えてみると明らかで、疲れていると歯磨きがいい加減になったり、ストレス発散に暴飲暴食したりしてしまいます。
口腔環境が整っているということは、健全な生活を送れている証になるともいえます。
口の中は健康のバロメーターだと痛感しています。
口の中はリラックスさせよう
私が通う歯科医院では、口の中をマッサージしてくれます。
私は歯を食いしばるクセがあるようで、下唇と歯茎の間が狭くなりがちです。
口の中が緊張状態にあるのはよくないそうですね。
マッサージ後は、口の中に広がりができた感覚がしてとてもすっきりします。
ただ、舌を上に持ち上げるマッサージは正直痛いです。。
唇と歯茎の間が狭い人は、自分でマッサージして改善することができます。
やり方は簡単で、歯磨きの後に、歯ブラシの柄で歯茎の付け根あたりを1分ほどおさえるだけで効果があります。
ぜひ一度、試してみてください。
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【まとめ】歯と体の健康は密接につながっている!
「歯周病」と「糖尿病」が関係しているという指摘があります。
糖尿病の患者に、歯周病の治療をすすめる専門医もいます。
口の中は健康のバロメーターになりますから、口の中を見て体の状態を知り、生活を見直すことで健康を保っていきましょう!